◎「もったいない」からの考えで堅くなってしまった「食パン」、「食パンの耳」のリメイク調理を御紹介!!

ここでは、あくまでも最終的な考えの基からの「もったいない」を形にすることを目的として御紹介をさせていただきます。決してこれを提唱的に進めることではないことをご理解願います。この「もったいない」の対象にしているパンは「食パン」です。例外として「フランスパン」でも同様に応用は可能ですが、それ以外のパン類では決して対象としないでください。
揚げパン
残ってしまった「食パン」を180℃の油で揚げ、グラニュー糖をまぶすだけで美味しくいただくことができます。
・作り方
*食パンの耳を用意
*コンロに揚げ鍋を置き適度な量の揚げるための油を入れ、180℃くらいに熱します。
*油の温度が180℃になりましたら、食パンを1枚入れ少し焦げ色が付いたら油切りの皿へ取り上げます。
*油がきれたら熱いうちにボールに移し替えグラニュー糖をまぶしよく絡めたら出来上がり。
お好みで「シナモンパウダー」をかけるのも大人の味としておすすめです。
・材料
食パン・・・・・・・・・・・1枚
グラニュー糖・・・・・・・適量
シナモンパウダー・・・・お好みで
揚げ油・・・・・・・・・・適量
※火と油を使いますので扱いには注意をしてください。
◎パンの耳の揚げパン
サンドイッチなどを作る際にどうしても食パンの耳を切り落とすと出てしまう、食パンの「耳」ですがこれも180℃の油で揚げ、グラニュー糖をまぶすだけで美味しくいただくことができます。
・作り方
*食パンの「耳」だけにします。
(サンドイッチなどの切り落としの場合、具材などの欠けら等が混ざる場合あるので取り除きます。)
*コンロに揚げ鍋を置き適度な量の揚げるための油を入れ、180℃くらいに熱します。
*油の温度が180℃になりましたら、パンの耳を少しづつ入れ少し焦げ色が付いたら油切りの皿へ取り上げます。
*油がきれたら熱いうちにボールに移し替えグラニュー糖をまぶしよく絡めたら出来上がり。
※火と油を使いますので扱いには注意をしてください。
◎パンの耳ラスク(ドライタイプ ※食パンでもカットの仕方を変えれば同様に可能)
・作り方
*食パンの耳に軽く水を霧吹きでほんの少ししっとりとした状態にし、ビニール袋の中に入れます。
*食パンの耳の入った袋の中にグラニュー糖を適度(好み)にまぶし絡めます。
*耐熱用紙を引いた天板に隙間を空け重ならないように並べます。
*120℃位の温度のオーブンで40分ほどじっくりと焼き上げるます。
・材料
パンの耳・・・・・・・・・16本(8枚切りの食パンでサンドイッチを作った残りとして)
焼き上がりましたら「パンの耳のシュガーラスク」が出来上がりスナック菓子になります。ビニール袋などで保存すれば数日は美味しくいただくことが出来ます。
このままでも美味しいのですが、好みに応じて溶かしバターを焼きたての時に料理用の刷毛などで表面にほんの少し香り付けと風味付けに絡ませると豊かな味わいになります。
◎パンの耳ラスク(ウエットタイプ ※食パンでもカットの仕方を変えれば同様に可能)
・作り方
*パンの耳を3センチ程度にカット
*フライパンにオリーブオイルとバターを入れ、弱火にして暖めます。
*暖まったフライパンの中にカットしたパンの耳を入れ、カリッとするまで油に絡めるように炒めます。
*パンの耳の白い部分に色が付きだしたら、塩こしょうで味を整え、青のりをふりかけ完成です。
・材料
パンの耳・・・・・・・・・16本(8枚切りの食パンでサンドイッチを作った残りとして)
オーブオイル・・・・・・・大さじ3杯
バター・・・・・・・・・・・10グラム(マーガリンでも可)
塩・・・・・・・・・・・・・・適量(お好みで)
胡椒・・・・・・・・・・・・適量(お好みで)
青のり・・・・・・・・・・・適量(お好みで)
◎フレンチトースト
カチンカチンになってしまった「食パン」でも、卵液(4時間~6時間)に浸しフライパンにバター(マーガリンでも可)を溶かし中温でじっくりと焼き上げるとちょっとした洋菓子になります。
・作り方
*堅くなった食パン(1枚)を食パンの面積以上の平らな容器に卵液入れ、その中に食パンを浸します。
*たまに食パンの面をひっくり返してください。
*4時間以上浸し柔らかくなった食パンの両面にしっかりと卵液が行き渡ったのを確認します。
*中火のコンロにフライパンを置き、バター(マーガリン可)を10グラム程度溶かしその中に浸して置いた食パンをそっと置きます。
*焦がさないようにじっくりと、火加減を見ながら火力を調整し両面焼き上げれば完成となります。
・卵液の作り方(食パン1枚)
タマゴ・・・・・・・・・・・・1個(M玉※目安)
牛乳・・・・・・・・・・・・150ml
砂糖・・・・・・・・・・・・大さじ1杯
バニラエッセンス・・・・適量(お好みで)
※出来上がりをお皿に盛り付け、あれば「粉糖」を上に少しかけると見栄えが良くなります。
お召し上がりの時はメープルシロップを少し掛けてください。最高の逸品になります。
◎クルトン
クルトンはスープやサラダ等々応用できる範囲が結構多いトッピングとして利用範囲が広く「乾燥剤」を入れたビニール袋やビンなどでも常温で保管(2週間位目安)できますので是非作ってみてください。
・作り方
*堅くなってしまった食パンや食パンの耳を大凡1センチ四方程度の大きさにカットします。
*耐熱用紙を挽いた天板に細かくカットした食パンや耳を、適度に並べて行きます。
(重なっていても途中でならすので大丈夫です。)
*120℃位の温度のオーブンで20分ほどじっくりと焼き、20分経ったら火傷しないように一度オーブンの中から天板を取りだし、重なっている部分を含め全体を適度にならします。
*ならした天板をもう一度オーブンの中に戻し、もう一度120℃位の温度で20分位焼きます。
*オーブンのタイマーアラームが鳴り、焼き上がったらオーブンの稼働状態が停止していることを確認し、そのままの状態で冷め切るまで放置し冷めたらオーブンから取り 出し保存用の容器に移せば完成です。
◎パン粉(ドライタイプ)
上記、いずれにも調整しないで最終的な利用方法は自家製「ドライパン粉」です。こちらは揚げ物などを作る際、重宝するので作っておくと便利な副材になります。
・作り方
*堅くなった「食パン」食パンの「耳」を、適度な大きさにカットします。
(後で粉砕するためミキサーに入れられる程度)
*耐熱用紙を挽いた天板にカットした食パン一つ一つを、くっつかないように隙間を空けて並べて行きます。
*100℃位の温度のオーブンで90分ほどじっくりと乾燥させます。
*オーブンのタイマーアラームが鳴り、オーブンの稼働状態が停止していることを確認し、そのままの状態で冷め切るまで放置し冷めたらオーブンから取り出します。
*この乾燥した食パンや耳を粉砕するために「ミキサー」のなかに入れて「粒度※粒の大きさ」を見ながら断続的にミキシングボタンを押します。
(決して、連続では行わないでください。粉になってしまいます。)
*好みの大きさになってきたら、保存用の容器に移し替えれば完成です。
以上、亀屋の考える「もったいない」でした。